素材について
つつむの服つくりは、素材選びから始まります。
肌に直接触れる素材は、肌当たりのよいものを。
木綿、麻、ウール、カシミヤ、シルクなどの天然素材を主に使い、実際に手にとって、どんな服に仕立てるかイメージするところから始まります。
それぞれの素材の持つ質感や肌触りを生かし、服のかたちをつくっています。
糸を丁寧に紡ぎ、ゆっくりと織り上げた手織り生地、お母さんから娘へと、代々受け継がれてきた手編みの仕事、そこから生まれる手仕事の温もりを大切に、ものつくりをしています。
町をぐるぐる歩きまわって感じる空気感、色彩、人の流れ、昔からの民族衣装のかたちや、色合い、そこから感じるインスピレーションを服つくりに生かしています。
つつむの服の背景にある、たくさんの風景を感じていただけたらうれしいです。