
いつも通る、工場への抜け道には、お肉屋さんがいっぱい並んでいます。
鶏肉屋さん、ヤギ肉屋さん、豚肉屋さん、水牛肉屋さん。
種類ごとにお店が分かれています。
ネパールのお肉屋さんでは、日本みたいに部分ごとにパックされてはいません。
大き台の上に、お肉がぼーん!!と置かれていて、時には一匹・一頭まるごと置かれていて、
買いたい分だけ伝えると、その場で切り分けてくれます。
ネパールでは牛は食べないので、代わりに水牛やヤギがよく食べられています。
水牛は大きすぎて、その場で捌かれることはありませんが、
ヤギくらいまでは、生きたまま並んでいて、その場で捌くことも。
ネパールではヤギの頭も食べるので、ヤギの頭だけ何個も並んでる時もあって、
はじめは目を合わせられずにいたけれど、でもこれが現実です。
大体のお肉屋さんの前には、おこぼれのお肉を待っている犬たちがうろうろしています。
お肉を捌く時間が分かっているのか、匂いで分かるのか、
捌く時間になるとどうからかワラワラ集まって来ています。
こんな風に、ここネパールの生活はリアリティーにあふれています。
現実に目を向けて、生きることにもっとフォーカスできる、
そんなネパールライフです。